イスラエルのカッツ外相は4日ガザでの人道支援を行うUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)と定めた協定の破棄を国連に通知したと発表した。カッツ氏は声明でUNRWAの職員が去年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲に関与していたなどと主張し、「国連はそれを無視して何もしなかった」と国連を非難した。今後UNRWAはガザ市民への人道支援を行ううえでイスラエル側との調整が困難になるなど活動への影響は避けられず、更なる人道状況の悪化が懸念される。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.