女性への差別撤廃を目指す国連の委員会が、去年日本政府に対し「皇位は男系の男子が継承すると定めている皇室典範を改正するよう」勧告したことについて、政府は「女性への差別にはあたらない」として、日本の拠出金を委員会の活動に使わないよう求める対応を取った。外務省・北村外務報道官は「皇位継承のあり方は、国家の基本に関わる事項。委員会で皇室典範をとりあげることは適当ではない」と述べた。政府が国連に拠出する資金を巡り、特定の活動に使わないよう求めるのは異例だという。
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