2023年10月からのガザ地区での死者数は全体で53762人、子ども16503人(保健当局が発表)。OHCHR(国連人権高等弁務官事務所)の声明では、イスラエルはガザ地区を計画的に破壊し、人々を爆撃で移動させ人道支援を阻止している。国際法に反しており民族浄化に等しいとしている。19日、イギリス、フランス、カナダは共同声明を発表し、攻撃停止と人道支援の制限解除を要求し、イスラエルが応じない場合具体的な対応と制裁も示唆している。イギリスのスターマー首相は「受け入れがたい、容認できない状況」と厳しく批判。畠山澄子氏は「黙ってはいられないという世界が動いている状況を強めたい」とコメント。中央大学の目加田説子教授は「イスラエルは強行な姿勢を貫いている。異様な姿勢が鮮明になっている。和平について効果が得られていな。和平が難しいのはガザだけではない」とコメント。松原耕二氏は「反ユダヤ主義が一部の人に説得力をもってしまう。ヨーロッパが声を上げているのが救い。反ユダヤ主義とイスラエルの行動を批判するのは別だ」とコメント。