石破総理は国連総会で一般討論演説に臨んだ。石破総理はウクライナ侵攻を巡り国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアを名指しで非難し理事国の枠の拡大など安保理改革の必要性を訴えた。また中東情勢についてはガザへの侵攻を続けるイスラエルを非難した上で、パレスチナの国家承認は「するか否か」ではなく「いつするか」の問題だとして2国家解決に向けた行動を取らない場合は新たな対応を取ると牽制した。さらに演説の中では核軍縮にも言及し、広島や長崎を訪れ被害の実相を知ってほしいと訴えた。石破総理は唯一の被爆国代表として世界平和と安全の実現を強く呼びかけた。一方、演説に先立ちトランプ大統領夫妻主催のレセプションでトランプ氏と立ち話をした。外務省によると石破総理は日米同盟の重要性は今後も変わらないと伝えたとのこと。