今月8日、神奈川・山北町でお峰入りが6年ぶりに披露された。お峰入りは山岳信仰を元にした踊りで、去年ユネスコの無形文化遺産に登録された。山間にある共和地区は人口150人余で、人口減少によって踊りの担い手不足が深刻化しているそう。そこで頼ったのが県外からの移住者で、12年前に移住したという池谷さんが初めてお峰入りに参加した。しかし動きを揃えることが難しいそうで、9月に園児の前で披露した際には指導役と池谷さんの動きが全くあっていなかった。地元の人からは厳しい指摘もあったが、池谷さんはお峰入りのメンバーの一員として認められていると感じて嬉しいなどと話した。迎えた当日、お峰入りを終えて池谷さんは山北の人間になった感じがするなどと話した。