きょうは「世界難民の日」。ロヒンギャの人たちはミャンマーで迫害され、多くが隣国・バングラデシュで避難生活を送っているが、難民キャンプでの生活が治安悪化などで厳しさを増す一方で混乱が続くミャンマーにも戻れない状況が続いている。こうした中、行場を失ったロヒンギャの人たちがバングラデシュから密航船を使ってインドネシアに逃れるケースが急増しておりUNHCRによると、去年11月~先月までの間にインドネシアに漂着した人は2,026人にのぼるという。インドネシア西部・アチェ州にある避難所には密航船で逃れてきた約250人のロヒンギャの人たちが身を寄せている。