次の総理にふさわしい人として、名前が挙げられ続けてきた河野太郎、石破茂、小泉進次郎。3年前の総裁選では、小石河連合という連立を組んだが、岸田総理に敗れた。今回の総裁選は、各々が立候補するとみられる。小泉進次郎氏は、きのうまでに総裁選に立候補する意向を固め、周辺議員に伝えたことがわかった。小泉純一郎氏の次男で、2009年に初当選した。2019年には、安倍政権で環境大臣に抜擢された。関係者によると、出馬に必要な推薦人20人を確保していて、周辺議員は、支援を表明してくれる議員は、すべての派閥からすでに40人以上いるとしている。来週以降、正式に立候補を表明する方向で調整している。総裁選は、来月12日に告示され、27日に投開票が行われる、選挙期間は、過去最長の15日間だ。小林鷹之氏が19日に、正式に立候補を表明した。石破茂氏は、24日に立候補を表明する方向で最終調整している。河野太郎氏は、26日にも立候補を表明する見通しだ。小泉純一郎氏、山崎拓氏、加藤紘一氏の「YKK」は、総裁選で、争うこともあれば、小泉氏が当選した2001年には、山崎氏と加藤氏が支援に回った。専門家は、小石河連合は、総裁選のための一過性の連携であり、YKKは、党内の権力争奪戦の中で生まれた連携であり、両者は全く違うものだとし、小石河連合は事実上過去の話だなどとした。来月23日に行われる立憲民主党の代表選をめぐっては、枝野前代表がきょう午後、正式に立候補を表明する。泉代表が再選に向けた準備を進めているほか、野田元総理の立候補に期待する声もあがっている。
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