北朝鮮が首都平壌で2019年以来となる国際マラソン大会を開催した。これを機に外国人を対象とした観光を本格的に再開するのか注目されている。大会は平壌の金日成競技場で6日に開かれ、外国人参加者は平壌の風景をカメラに収めたりしていた。金日成広場のような沿道ではスマートフォンを持った平壌市民が参加者にエールを送った。この国際マラソン大会は1981年から開催されていたが新型コロナの感染拡大以降中断されていた。北朝鮮は新型コロナの感染拡大で中国との国境を封鎖してきたが今回の大会を契機に観光商品を更に増やそうとしているとの見方もある。観光で得た収益は国連の制裁対象にならないため有効な外貨獲得の手段になる。
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