ニューヨークを訪問中の石破総理は、日本の食品輸出を促進するイベントに出席した。トランプ大統領と立ち話をし、石破総理は、友情と信頼に謝意を示し、日米同盟の重要性は今後も変わらないと伝えたという。その後、石破総理は、国連総会で演説し、安全保障理事会の常任理事国の拒否権ゆえに、多くの危機的なケースにおいて必要な決定を下すことができなかった、国連が抱える内在的な限界はもはや明らかだなどと批判した。ロシアによるウクライナ侵攻を引き合いに、常任理事国のあり方を批判。安全保障理事会の改革を断行する必要があるとして、常任も含めた理事国の拡大を訴えた。演説は、30分以上に及んだ。核兵器については、核による脅しが常任理事国により平然と行われている、セカイの主導者や若い人々に、被爆地を訪れ、被害の実相を知ってもらいたいなどと訴えた。日本時間きのう夜、石破総理は会見で、戦後80年のメッセージについて言及し、なぜ戦争を止められなかったか、政治が果たした役割や果たせなかった役割について、自分なりの考え方を申し述べたいなどとした。
URL: http://unic.or.jp/