「新START」はアメリカとロシアが戦略核弾頭の配備数を1550発以下に、運搬手段であるICBM(大陸間弾道ミサイル)や戦略爆撃機などの総数も制限を義務づけている。この条約は7年前にINF(中距離核ミサイル全廃条約)が失効して以降、アメリカとロシアの間で残された最後の核軍縮条約だったが5日に失効の期限を迎える。ロシア側は期限の延長に前向き意向を示していたが、アメリカは急速に核戦力を増強する中国も制限を受けるべきとの立場で折り合っていなかった。国連のグテーレス事務総長は「新START」失効について「これ以上ないほど悪いタイミングだ。核兵器使用の脅威は過去数十年で最も高まっている」と懸念を表明した。
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