今日61歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま。天皇陛下とともに赤坂御用地に集まった人達の祝福に笑顔で手を振られた。皇后さまは誕生日にあたり文書で感想を公表し、能登半島地震やイギリス訪問などこの1年の出来事を振り返られた。皇后さまは天皇陛下とともに3月と4月に能登を訪問。多くの人々が大きな試練に直面していることに心が締め付けられる思いが致しましたと案じられた。6月には国賓としてイギリスを公式訪問されチャールズ国王夫妻からの温かいおもてなしに感謝の思いを示された。文書には長女愛子さまの成長に対する喜びも溢れていた。10月に行われた愛子さまの初めての佐賀県での地方公務に皇后さまの母としてのフォローがあった。直前に両陛下も佐賀県で公務をなさっており知事に「愛子をよろしくお願いします」とおっしゃっていたという。初めての地方公務が良い形で実現するように心にかけていらっしゃった。愛子さまが初めて出席された春の園遊会では飼っている猫の写真を現代美術家の横尾忠則さんに見せられた。その後愛子さまが話す番になったときには猫の話で話が弾む様子もあったので良い形で連携された。皇后にとっては負担の大きな行事だが愛子さまは初めて臨まれるのでそれをサポートできるのが皇后さまにとっても喜びで励みでもあるという。皇后さまは公務と仕事の両立を目指す愛子さまについて、健康に気を配りつつ社会人として様々な経験を積みながら皇族としての務めを果たすべく努めてほしいと願ってますと綴られている。