さらに会場内では、南極で日本の観測隊が発見した火星の石が展示。一般公開は初。万博の華となるのが、海外パビリオン。1970年の大阪万博の際、月の石の展示などで大行列が出来た米国館。今回は、2面の大型LEDスクリーンが峡谷のような空間を作り出し、来場者は音楽や食事を楽しみながら米国の名所を巡る。今回の万博で最大規模の敷地面積を誇るのが韓国パビリオン。建物の正面に幅27メートル、高さ10メートルの巨大モニターが登場。K−POPのアーティストを含む韓国の文化を代表する映像が上映される。ドイツは「わ!ドイツ」と名付けたパビリオンを出展。循環の環、調和の和、そして感嘆のわ!の3つの意味が込められている。オランダパビリオン、日の出をイメージしたという特徴的な球体は、ほぼ完成していた。しかし、会場内には外装が完成していないパビリオンも。オランダパビリパンは、3月中旬をめどに内装工事も完成予定。これまでに12か国が万博から撤退。撤退やパビリオンのタイプ変更により空いてしまった場所で、休憩所など別の活用方法が検討されている。