間瀬遥花がやってきたのは千葉県松戸市。カネキ近藤農園では長ねぎが旬をむかえている。約15000本の長ねぎを作っている。千葉県は長ねぎの収穫量が全国2位とトップレベル。松田聖子の映画「野菊の墓」や「男はつらいよ」の舞台となる矢切地区で作られているのが矢切ねぎ。収穫体験をさせてもらう。長ねぎは根が上に向かって生えるため手での収穫は困難。管理機で土の半分を削り抜きやすくする。矢切ねぎは普通の長ねぎと比べて長くて太いのが特徴。大きく育つのは矢切地域の位置が重要。坂川と江戸川に挟まれた矢切耕地は土の水分量が多いため、肥料が溶けやすく吸収率がアップするのだという。長ねぎの緑の葉は日に当たり緑色に変色していて、白い葉は土に埋まって日が当たっらずに白いままなので、ねぎの白い部分も葉っぱ。
カネキ近藤農園・近藤さんのお宅にやってきた。出荷作業場ではエアーコンプレッサーで泥のついた薄皮を空気で剥く。近藤さんに長ねぎ料理を作っていただく。長ねぎの一本焼きはねぎ本来の味が一番感じられるという。長ねぎは縦切りだと甘味が出て、横切りだと辛味・香りが引き立つのだという。引き切りだとスッキリとした甘味で、押し切りだと辛味が引き立つ。矢切ねぎは水分量が多く甘味が強いのが特徴。ねぎの緑の葉の部分はねぎ味噌にするのがおすすめ。長ねぎは美肌効果が期待でき、白よりも緑の葉の方がビタミンCなどが豊富。ご自宅におじゃまして、冷蔵庫チェック。冷蔵庫には長ねぎ料理がたくさん。ねぎ塩ダレは肉料理や野菜料理にある万能調味料。刻みねぎにごま油・中華だし・塩・醤油で炒めるだけ。ねぎぬたは、長ねぎと酢味噌を和えたもの。