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「城端絹」 のテレビ露出情報

富山県の過疎の村でフランス料理店を営むシェフ・谷口英司さん。扱う食材は生産者のこだわりが詰まったものばかり。農家・河上めぐみさんは平飼いで鶏を育てるほか、有機栽培で米・野菜を育てている。谷口英司さんとの取引を始めたことで売り上げが10年前の4倍になったという。売り上げが上がったきっかけは河上めぐみさんのひな鳥が谷口英司さんの店の看板メニューになったことだった。それを食べた客や料理人がこの生産者の他の農産物も食べてみたいと興味を示すようになった。特に感心が集まったのは徹底した循環型の農業。鶏のエサは地元で不要になったパンや酒かすを使用。米の栽培も農薬・化学肥料を使わずに鶏のフンを用いている。アメリカの高級寿司店との取引も決まった。米は1キロ1000円で売れるようになり、卵の価格も倍の80円に値上げできるようになった。谷口英司さんの店には絹と和紙で作ったメニュー表がある。城端絹を地域でただ1軒製造する絹織物会社の社長・松井紀子さん。売り上げは最盛期の20分の1だという。しかし、谷口英司さんの店を訪れた客が絹に興味を持ち、商談の連絡が来た。共同で事業を始めることが決まったという。食器を提供している陶芸家・釋永岳さんは全国の料理人や美食家から依頼が相次ぐようになった。取引件数は9年で30倍になったという。食用花を提供する花農家も取引件数が20倍になり、新たにスタッフ5人を雇うなど地域の雇用に貢献している。海外を中心とした客からの評価は地域全体の誇りにつながっているという。

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