あるもので作られた新時代の食料が大阪・関西万博で展示され話題となっている。それは培養肉。赤身や脂身の割合や栄養分など自由自在に組み合わせることができ、栄養分も作り変えることができる。培養肉は細胞を採取培養したら、3Dプリンターに注入し、それらの繊維を組み合わせ牛肉を再現しているという。約2cmの大きさにするのに約3週間かかったという。培養肉を実際に焼いてみると香ばしい香りと脂の香りがあり、焦げ目もしっかり付くという。現在はガイドラインが定まっていないため、研究者以外は食べることができない。新時代の食料は他にもある。山形大学の教授が作り出しているのが野菜の端材などから野菜そのものをつくること、魚のすり身から寿司ネタを。約4分でウニが完成。まだ大量生産が難しく実用化には至っていない。家庭で誰でも使える未来を目指しているという。