3大都市圏を除く地方圏で31年ぶりに地価が上昇した宇都宮市。75年ぶりに先月に新規開業した路面電車「LRT」を契機に沿線人口は10年で7%増えた他、小学校なども30年ぶりに開校。市はまちづくりの取り組みを「魚の骨」に例えていて、10分間隔で運行するLRTを背骨とし、各地に散らばるバスなどの交通を「小骨」としていて、市民からも好評。市中心部の東側は渋滞が強く、他の地方都市でも早期の交通対策が必要との見方も。自分の足で歩く機会が増えることで、富山市などの先例では、医療費や介護費が減ったとのデータも。中心部西側のLRT開業は2030年代前半を予定。北部の新設バスはそれ以降の開業予定。