3月20日にさいたま市でクルド人の信念を祝う祭り「ネウロズ」が開催。参加人数は約1300人で、民族衣装で音楽に合わせ踊りを楽しむ姿が見られた。その一方で祭りの開催をめぐり、公園を管理している埼玉県公園緑地協会に「クルド人に公園を貸すな」など抗議の電話が相次いだ。そのため安全の確保が難しいと判断し、公園の使用許可を出さなかったという。その後条例や法令を再度確認し、楽器を使用する際の音量制限など条件付きで祭りの開催を許可。予定通り開催された祭りには、クルド人とともに日本人も祭りを楽しむ様子があった。主催者の代表は「この祭りを通して、クルド人がどんな人なのか日本人に知ってほしい」と話している。