去年、共学化を求める勧告が出たことを受け埼玉県教育委員会はきょうから生徒や保護者を対象に大規模なアンケート調査を始めた。アンケート調査は男子校、女子校が合わせて12校ある埼玉県の県立高校について去年8月、県の男女共同参画の問題に対応する苦情処理委員から早期の共学化を求める勧告が出されたことを受け、行われる。対象は県内に住むか、県内の学校に通学する中学生と高校生およそ36万人とその保護者およそ72万人合わせて108万人。県立高校の男子校、女子校を共学化したほうがいいか、それともしないほうがいいかなど理由もあわせて答えるほか、高校を選んだ理由などを答える8項目から構成され回答は専用のウェブサイトから匿名で答えるという。アンケートの期限は来月17日となっている。