山梨県初の大型スーパー「コストコ」のオープンに大勢の人が殺到した。深夜に1000人以上の行列ができたため、急遽2時間半前倒しの午前4時半に開店する事態となった。1万平方メートル超の店内には食品や日用品など3500種類以上が並ぶ。コストコ名物の一つが特大のクマのぬいぐるみ。店の一角では巨大なぬいぐるみの全身を眺め熱心に手触りを確認する人が。長い品定めの末、購入を決めた。オープン開始から2時間以上経つと今度はレジが大混雑。会計を待つ客で長い行列ができた。カート2台分の商品を購入した男性は約9万円の買い物。隣接する商業施設の敷地ではコストコを覗き見る女性が。よく見るとスマートフォンを構えている。コストコ富士が映えると話題となっている。併設されているガソリンスタンドにも地元客が続々と給油に訪れている。一方で地元のガソリンスタンドはコストコより割高だが、きめ細やかなサービスの重要性を見直すきっかけになったという。