出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化するために行われる現役ドラフト。3回目のことしは、ドラフト1位入団の3人を含む13人の移籍が成立。現役ドラフトは、非公開でオンラインで行われた。DeNAからソフトバンクに移籍するのが、ドラフト1位で入団した上茶谷大河投手。1年目から7勝を挙げたが、その後は成績を伸ばせず、新天地での活躍を目指す。ロッテ・平沢大河選手は、仙台育英高校からドラフト1位で入団した9年目。通算135安打を打っているが、今シーズンは1軍出場がなく、西武に移籍することになった。広島・矢崎拓也投手は、投手陣が課題のヤクルトへ移籍。昨シーズン、リリーフとして24セーブを挙げたドラフト1位右腕は「よい転機と受け止めたい」と前を向いた。去年日本一の阪神からは、浜地真澄投手がDeNAに移籍。26年ぶりに日本一に輝いたチームの中で「競争に割って入る」と早くも意気込んだ。今回移籍が決まった13人の選手。巨人・畠世周投手はライバル球団の阪神へ移籍。西武・本田圭佑投手はオリックスへの移籍。今回は初めて2巡目が実施され、広島は唯一2人を獲得。