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「堀川論教授」 のテレビ露出情報

おととい行われた東京都知事選挙で投票を行った重い知的障害のある堀口惇之さんは候補者のことや政策を理解するのは難しく投票にはハードルがあるがそれでも選び1票を投じた男性を追った。堀口惇之さんは自閉症で重い知的障害があるり政策を理解するのも簡単ではないがそれでも投票にはほとんど欠かさず行っているという。母親の智子さんには選挙に行かせてあげたいと思う理由があった。幼いころから周囲に合わせるのが苦手で自分で選べる機会を増やしてあげたいと考えたという。惇之さんの日常は変わりつつあり毎日通う福祉施設で自分の意思で献立を黒板に書き出すことを続け、地域の人たちとの新たなつながりもできた。知的障害のある子どもの投票に親たちは悩んでいる。道井美樹の娘の花香さんはこれまで投票をしたことがない。知的障害のある人などの投票を巡っては11年前まで成年後見人がいる人には選挙権は認められていなかったが当事者が声を上げ法律が改正、投票可能になった。花香さんが成人し初めて選挙の案内が送られてきたとき美樹さんには「福祉を充実させてほしい」思いを託す選挙だからこそためらいを感じていたという。東京都知事選挙投票の4日前に惇之さんは自分にとっての宝物をしまい込んでしまう癖があるといい智子さんは消えた投票所の入場券を探していた。迎えた投票日に惇之さんは写真の雰囲気などから自分で決めた1票を投じた。別の投票所に花香さんが初めて訪れた。顔写真を見れば人を選ぶことができるが写真はなく今回投票はかなわなかったが会場の厳粛な雰囲気にも落ち着いた様子に見えたという。知的障害のある人の投票をサポートしようと自治体や施設では取り組みも始まっている。狛江市では選挙の前に市の職員が福祉作業所を訪ね知的障害のある人とのコミュニケーションの取り方を学んでいる。また品川区のグループホームでは文字を書くのが難しい人たちに投票所で指さしで意思を伝えられるようお手製の候補者一覧を使って事前に練習している。知的障害があるなどの理由で成年後見人がいる人にも選挙権が認められてまだ11年、障害者の権利保障に詳しい京都産業大学堀川教授は「社会は雑多でそれを認めることが民主主義の本来の姿であり障害のある人の投票環境の改善に社会全体で向き合っていく必要がある」と指摘している。

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