- 出演者
- 船木正人 寺門亜衣子 江原啓一郎 黒田菜月
オープニング映像が流れ出演者らが挨拶した。
東京都知事選挙で3回目の当選を果たした小池知事がきょう午後、総理大臣官邸を訪れ岸田総理大臣と面会した。小池知事は選挙戦で訴えてきた少子化や高齢者への対策、それに災害対策などを進めるため連携して取り組むことを要望、岸田総理大臣はともに進めていくと応じたということ。また小池知事は今回の都知事選挙での選挙ポスターを巡る問題やことし4月の衆議院補欠選挙での選挙妨害事件などについて対応が必要だという考えを伝えた。
おととい行われた東京都知事選挙で投票を行った重い知的障害のある堀口惇之さんは候補者のことや政策を理解するのは難しく投票にはハードルがあるがそれでも選び1票を投じた男性を追った。堀口惇之さんは自閉症で重い知的障害があるり政策を理解するのも簡単ではないがそれでも投票にはほとんど欠かさず行っているという。母親の智子さんには選挙に行かせてあげたいと思う理由があった。幼いころから周囲に合わせるのが苦手で自分で選べる機会を増やしてあげたいと考えたという。惇之さんの日常は変わりつつあり毎日通う福祉施設で自分の意思で献立を黒板に書き出すことを続け、地域の人たちとの新たなつながりもできた。知的障害のある子どもの投票に親たちは悩んでいる。道井美樹の娘の花香さんはこれまで投票をしたことがない。知的障害のある人などの投票を巡っては11年前まで成年後見人がいる人には選挙権は認められていなかったが当事者が声を上げ法律が改正、投票可能になった。花香さんが成人し初めて選挙の案内が送られてきたとき美樹さんには「福祉を充実させてほしい」思いを託す選挙だからこそためらいを感じていたという。東京都知事選挙投票の4日前に惇之さんは自分にとっての宝物をしまい込んでしまう癖があるといい智子さんは消えた投票所の入場券を探していた。迎えた投票日に惇之さんは写真の雰囲気などから自分で決めた1票を投じた。別の投票所に花香さんが初めて訪れた。顔写真を見れば人を選ぶことができるが写真はなく今回投票はかなわなかったが会場の厳粛な雰囲気にも落ち着いた様子に見えたという。知的障害のある人の投票をサポートしようと自治体や施設では取り組みも始まっている。狛江市では選挙の前に市の職員が福祉作業所を訪ね知的障害のある人とのコミュニケーションの取り方を学んでいる。また品川区のグループホームでは文字を書くのが難しい人たちに投票所で指さしで意思を伝えられるようお手製の候補者一覧を使って事前に練習している。知的障害があるなどの理由で成年後見人がいる人にも選挙権が認められてまだ11年、障害者の権利保障に詳しい京都産業大学堀川教授は「社会は雑多でそれを認めることが民主主義の本来の姿であり障害のある人の投票環境の改善に社会全体で向き合っていく必要がある」と指摘している。
バスケットボールBリーグの横浜ビーコルセアーズに所属する河村勇輝が横浜市内で会見を開き、この秋、NBA米国プロバスケットボール入りに挑戦する決意を述べた。河村は身長1メートル72センチ。広い視野を生かしたパスに加え、スピードを生かしたドライブやスリーポイントシュートなど、得点力も高い万能型のポイントガードできのうパリオリンピックの代表選手に選ばれた。ことし9月にNBAのグリズリーズと契約を結んでシーズン前のトレーニングキャンプに参加する。「このサイズ(身長)でもNBAに挑戦してコートに立つことができると証明して、1人でも多くの小さな子どもたちがバスケットを始めるきっかけだったり、バスケットを頑張れる原動力になればいいなと思っている」と語った。横浜ビー・コルセアーズについては「横浜は本当に大好きな街で、ファンの前でプレーできることが、自分にとって最高の時間で幸せな時間だった」と語った。トレーニングキャンプで実力を認められればNBAと下部のGリーグを一定期間行き来できるツーウエー契約に切り替えることができるという。「必ず夢を実現させて帰ってこられればいいなと思いますし、今はパリ五輪があるのでそこに一番集中して、必ずベストエイトで日本に帰ってこられるように頑張っていきたい」と語った。
ホラーやミステリー作品で人気の小説家・京極夏彦が書き下ろした新作歌舞伎が上演へ。会見には京極夏彦と主演を務める松本幸四郎が出席した。上演されるのは京極が歌舞伎のために初めて脚本を書き下ろした「狐花」。京極の人気小説「百鬼夜行」シリーズに登場する中禅寺秋彦の曽祖父の時代を舞台に美しい青年の幽霊の騒動を巡るミステリー仕立ての物語。京極は「歌舞伎は役者さんの身体があって舞台という装置があって完成するもの。幸四郎さんたちによって完成するのが楽しみ」と語った。松本は「京極さんの世界をどれだけ深読みできるかが勝負になってくると思う。”京極歌舞伎”というこの世に存在しなかった新たに誕生する歌舞伎を作るという姿勢で取り組もうと思っている」と語った。新作歌舞伎は東京・歌舞伎座で来月4日に初日を迎える。
関東の気象情報を伝えた。
オリエンタルランドは大型客船を活用したクルーズ事業に参入することを決め、米国のディズニー社とライセンス契約を締結した。具体的には首都圏の港を発着し、主に2泊~4泊のクルーズが中心で、船内でキャラクターショーや食事などを楽しむことができ、1回のクルーズで最大約4000人の乗客が利用できるという。3000億円余りをかけ、2028年度の就航を予定しているという。高野由美子会長兼CEOは「当社の主力事業であったテーマパーク事業・ホテル事業という2つの大きな柱に加え、3つ目の柱としてこのクルーズ事業に取り組んでいく。特別な滞在体験を提供する」と話した。会社では最大規模の拡張工事を行った東京ディズニーシーの新しいエリアが先月オープンし、外国人旅行者の増加も背景に需要がさらに増えることを見込んで投資を加速させている。
毎年8月中旬に行われる前橋花火大会はことしで68回目を迎える。打ち上げ幅800メートルの特大花火や七色に変化する虹色の花火などおよそ1万5000発が夜空を彩る。この大会の花火制作を一手に引き受けているのが前橋の花火工房だ。花火師の吉田敬一さんは花火一筋45年。彼だけが作ることができるのは七色に変化する虹色花火。一般的に花火の色は赤、青、緑の3色といわれている。その既成概念に挑戦したのが七色の花火だ。これまで3つの花火会社に勤務し、隅田川などの花火大会に携わってきた吉田さん。10年前、今の工房に移ってきた。吉田さんの代名詞ともいえる虹色花火の秘密は花火玉に詰める星と呼ばれる火薬の粒にある。3か月近くかけて作る星は、密度を高くして、発色を良くするために、ハンマーでたたいても割れないほどの硬さになっている。硬くすると燃えにくいといわれるが、星に火をつけてみるとしっかり燃えて七色に変化した。星作りに使用する色の種類や量を試行錯誤すること20年、一定の手応えを得られるところまできた。今シーズンはより分かりやすい発色を追究している。この日、地元の祭りでこの夏初めての打ち上げに臨もうとしていた。七色の花火を含むおよそ300発。夏本番に向けて最終確認を行った。開始から5分、七色に変化する花火を打ち上げた。今シーズンは30の花火大会で七色の花火を打ち上げる予定だ。吉田が演出と制作を手がける前橋花火大会は来月10日に開催される。
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- 前橋(群馬)第68回前橋花火大会隅田川
先月、開業から30周年を迎えた大宮駅前のファッションビル。施設内には若者向けのショップが並び、プリントシール機のコーナーにはメークや着替えができるスペースもある。ここは、埼玉でギャルの聖地と呼ばれている施設で、平成のコギャルブームのころに開業して以来、長年、埼玉のギャル文化をけん引してきた。そんな大宮を巣立ったギャルが今、各地で活躍している。桶川市にある老舗和菓子店の6代目、榊萌美さんはかつて大宮でショップ店員として働いていた。榊さんが開発したのが、くず粉を混ぜたアイスキャンディ。イチゴミルクやみかん、小豆などがトッピングされ、鮮やかな色合いになっている。ゼリー状になっているため時間がたっても溶けず食感がぷるぷるなのが特徴。デザインにはギャル時代の経験を生かしたという。榊さんが店を継いだのは二十歳のときで、きっかけは店を支えてきた母が病気で入院したことだった。当時、店は1000万円の赤字で経営難だったが、榊さんは店を継ぐことを決意した。立て直しを図ろうと考えたのが新商品の開発。そのとき生まれたのがくずのアイスキャンディだった。多いときで一日5万本も売れる人気商品になった。ギャルの経験が店を黒字に回復させた。埼玉県在住で小学6年生のりゅあちゃんは小学生ギャルがメインの雑誌で専属モデルとして活動している。かつて大宮に通っていた母の影響などもありギャルに憧れたという。去年、アーティストとしてもデビューし、日本のみならず世界から注目を集めている。ファッションビルの社長として30年、ギャルとともに歩んできた中島祥雄さんは、これからも彼女たちを応援していきたいと話していた。
栃木県・真岡市の大内東小学校でロープを使いながら木に登るツリークライミングを体験する授業が行われた。子どもたちは専門のインストラクターから指導を受けたあと実際に学校の敷地にある高さ15メートルほどの木の枝にロープをぶら下げ安全を確保する器具を取り付けてロープを手繰り寄せながら登った。中にはこつをつかんで5メートルほどの高さまで登る子どももいた。
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- 真岡市立大内東小学校真岡市(栃木)
群馬県のマスコットキャラクター、ぐんまちゃんが滝行を行う様子を撮影した動画がきょうから県の公式YouTubeチャンネルで公開されている。動画は渋川市の棚下不動の滝で撮影が行われた。県は、ぐんまちゃんが「これからももっと応援してもらえるようにたくさん群馬県のPR頑張るよ~!」とインタビューに答えたとしたうえで30年の活動で最も大変だったこととして滝行を挙げたことを明かした。
東京・江戸川区の「しのざき文化プラザ」から中継。現在の気温は31.3℃。ここでは「小さないのちのワンダーランド」というイベントが行われている。3Dで昆虫を楽しめたり、昆虫の標本などがある。都会に住む小さな生き物を知ってもらい、そういった自然を守っていきたい、そういった意味が込められている。カブトムシなど東京23区で見られる昆虫などを展示している。江戸川区に住む生き物ではアズマヒキガエル、マハゼを始めカニやエビ、ボラなども展示している。イベントは8月31まで午前9時から午後9時30分で会館している。
東京スカイツリーの映像を背景に全国の気象情報を伝えた。
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船木さんは夏と言えばと聞かれ「秋の前のつらい時期」と答えた。江原さんは「冬にかけて凌ぐ夏」などと話した。
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