- 出演者
- 寺門亜衣子 江原啓一郎 片山美紀 黒田菜月
オープニング映像が流れて出演者が挨拶した。
きょう日中の最高気温は群馬県桐生市で37.2度、前橋市で36.8度、埼玉県熊谷市・栃木県佐野市・茨城県大子町で36.7度などと各地で猛烈な暑さに。東京都心でも35度ちょうどと今年初の猛暑日となった。危険な暑さの中、命にも関わる熱中症での救急搬送が相次いでいる。きょう昼前、川崎市の病院に運ばれてきた90代の男性。1人で外出中に路上で歩けなくなった。東京・神奈川・埼玉・千葉できょう熱中の疑いで40人~50人以上の人が救急搬送された。新百合ヶ丘総合病院・伊藤センター長は「暑くなり始めた時は思った以上に水分とっておらず水分をとっているつもりでもとれてなくて熱中症になってしまう」と指摘。東京・荒川区では高齢者の見守りにあたる担当者が1人暮らしの91歳の女性の自宅を訪ね注意を呼びかけた。女性は「暑いと思うけどエアコンをかけたいとは思わない。来てくれたら助かる。心配して来てくれたんだなと」と話す。一方、救急搬送を担う消防ではスマートフォンで通報者側と映像を共有し状況をより正確に把握するシステムの活用が広がっている。「Live119」というシステムでは119番通報を受理した消防の指令センターが音声通話だけでは状況の把握が難しいと判断した場合などに通報者のスマートフォンにURLが記載されたショートメッセージを送る。通報者がURLにアクセスすると現場の映像がリアルタイムで指令センターに送られる仕組み。救急車が到着するまでの間、指令センターの職員が映像を確認しながら通報者に具体的な応急処置の方法などを指示することができる。さいたま市消防局・澁谷主査は「熱中症の時に必要に応じてお願いするかもしれないのでご協力していただければ」と話した。関東甲信ではあすも猛烈な暑さが続く見込み。日中の最高気温は埼玉県熊谷市で37度、前橋市で36度、東京都心や宇都宮市で35度などと予想されている。気象庁と環境省はあす熱中症の危険性が極めて高まるとして千葉県に熱中症警戒アラートを発表している。夜間も適切にエアコンを使用し、寝る際は枕元に水を置きのどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するほか、環境省のホームページなどで「暑さ指数」を確認し、屋外や空調のない屋内での運動を見合わせるなど熱中症対策を。
房総半島南部で太平洋に面した千葉県勝浦市。実は観測が始まった1906年以降、最高気温が最も高かったのは1924年8月23日の34.9度、35度以上の猛暑日を記録したことはない。訪れた観光客は「すごい風が涼しい」「日が出ているのに結構涼しくて過ごしやすい」等と話した。観光需要の高まりを受けて市内では新たな施設も設けられている。今月オープンする宿泊施設では夏の涼しい気候を生かそうとすべての客室に庭がついていて愛犬と遊ぶこともできるのが売りとなっている。一方、地元の観光協会が運営する自転車のレンタル。涼しい風を感じられると人気で夏休み期間は予約が殺到している。勝浦市観光協会・麻生さんは「車で来たけど自転車を借りて勝浦の町並みを見ながら海沿いとか走って気持ちよく海風あたりながら勝浦を観光したいという人が多く来る」と話した。勝浦市の涼しさは海の深さと吹きつける風が大きく関係している。千葉大学・市井教授は「勝浦市付近は一帯がリアス式海岸と呼ばれ、海岸から急に深くなる地形を構成している」と話した。勝浦市の沖合は急に深くなっているため、海底付近に日光が届きにくく冷たい海水がある。夏に南風が吹くことで海面近くを押し流し、その冷たい海水が上がる。それによって風も冷やされて陸地まで届き気温が低くなるという。観光客が増える一方で問題も起きている。勝浦市を訪れる観光客は車を利用する人が多く、駐車場が十分にないこともあって、路上駐車も目立つようになった。そこで市が導入を目指しているのが駐車場のマッチングサービス。金額が表示されているのは土地の所有者が登録した空きスペースで、サイト上で予約決済することで駐車場として利用できるという。市は近くサービスの運営会社と連携協定を結ぶことにしている。勝浦市観光商工課・岩瀬課長は「駐車場を確保するのは大きな課題だが、観光客増加を千載一遇のチャンスと捉え、地域の元気につなげていきたい」と話した。
パリオリンピック、スポーツクライミングの日本代表に内定した茨城県龍ケ崎市の楢崎智亜を応援しようと地元で壮行会が開かれた。龍ケ崎市役所で開かれた壮行会では市の職員や市役所を訪れた市民およそ100人が拍手で楢崎選手を迎えた。楢崎は龍ケ崎市を拠点に活動していて去年8月にスポーツクライミングの日本代表に内定している。壮行会では市民から寄せられた応援メッセージおよそ500枚をまとめたアルバムと花束が市のマスコットキャラクターのまいりゅうから送られた。応援メッセージは主に子どもたちから寄せられメダルを取れるように頑張ってくださいなどと書かれていた。
サウナーと呼ばれる愛好家の中ではサ活やサ飯などブームになっているが温泉王国と言われる群馬では関連産業を巡る動きが今活発になっている。JR桐生駅前でことし4月にオープンしたサウナ施設ではストーブで使われている薪は地元桐生産の木材から作られたものを使用している。利用者の中でも特に20代や30代の男性が多く、予想を上回る利用者が訪れていて先月からは定休日をなくして営業中。サウナのあとに食べるサウナ飯にも注目が集まっている。高崎市にあるカフェが開発したタイ料理のガパオライス。味付けはスパイシー、腸内環境を整えてもらおうと食物繊維が豊富なごぼうやきのこ、疲労回復に効果的とされる豚肉など県産の食材を中心に使用している。このガパオライスは県の支援事業に参加し、ほかの企業などとチームを組んで開発、県内外のスーパーや道の駅などで販売を始めている。前橋市ではきょうサウナ関連の商品開発支援事業の説明会が開かれサウナ愛好家や企業など約40人が参加、事業を通じて昨年度のシルクを使った館内着などが紹介された。今後の事業についてチームを組んで県・専門家の支援を受けながら来年3月までに新商品開発を行う計画となっている。説明会で講演した専門家岡本さんは「お金時間をかけても行きたいサウナは各地方に増えているのでそれ目的で観光する人も増えているのではないか」などと話し群馬はきれいな水が魅力のため水風呂必須なので相性がよいと話した。
御年100歳の比留間榮子は現役の薬剤師。彼女が働いているのが板橋区の住宅街にある小さな薬局。利用するのは近所の人たちがほとんどで、常連客なら顔色や話し方などで体調の変化を感じ取れるという。その人に適した薬の飲み方を丁寧に説明する。長い間、地域の患者に寄り添ってきたからこそこういうことができる。榮子が的確な処方ができるのも新しい薬の効能について勉強を続けているから。使うのは自分のパソコン。オンライン会議に参加して同業者と意見交換するなど最新の知識習得に余念がない。スマホもお手の物で、SNSでは日々の出来事や日々感じたことも発信している。自分には役割があることにいつも感謝の気持ちがあふれている。この勉強熱心さには父親の存在がある。薬剤師だった父親は開発される薬について学ぶことを欠かさない人だった。21歳で資格を取った榮子は父親から最新の知識のもと利用客に奉仕することが薬剤師であると教わった。薬剤師になって80年、榮子は話を聞き利用客の生活スタイルも把握しようとしている。ときに身の上話にまで及ぶこともあるという。定期的に薬を受け取りにくるこちらの女性は独り暮らしのさみしい思いを榮子に打ち明けた。こうした相談も健康面では大事になる。そんな榮子も体力的に働くことが難しくなっている。4年ほど前に転倒して足を骨折してから週に1日しか店に来ることができなくなった。そんな榮子を支えているのは孫の康二郎。祖母に憧れて薬剤師になり、祖母のような薬剤師を目指しそばに寄り添って榮子ができなくなった立ち仕事などをサポートしている。榮子は待っていてくれる人がいるかぎり店に立ちたいと考えている。康二郎も薬剤師となったが、高校生のひ孫も薬剤師を目指したいと言っており、榮子はSNSでとてもうれしいと気持ちをつづっている。
生理への理解を深めてもらい企業経営や職場の環境作りなどに生かしてもらおうと都内の会社で役員や人事担当者が生理痛を疑似体験する研修が行われた。これは東京ガスが行い役員と人事担当者およそ20人が参加した。研修では腹部に電極パッドを貼って電流を流す装置を使って生理痛の疑似体験が行われた。体験した人たちは声を上げてお腹を押さえたり表情をこわばらせて痛みに耐えたりしていた。この会社では女性社員の7割以上が女性特有の健康課題に関して困った経験があると回答した社内アンケートの結果を受けて女性が働きやすい職場作りを進めている。
今日日中の最高気温は群馬県桐生市で37.2度、前橋市で36.8度、埼玉県熊谷市や栃木県佐野市、茨城県大子町で36.7度などと各地で猛烈な暑さとなったほか、東京都心でも35度と今年初の猛暑日となった。関東甲信ではあすの朝にかけても熱帯夜になると予想されているほか、明日も猛烈な暑さが続く見込み。明日日中の最高気温は埼玉県熊谷市で37度、前橋市で36度、東京の都心や宇都宮市で35度などと予想されている。気象庁と環境省はあす熱中症の危険性が極めて高まるとして千葉県に熱中症警戒アラートを発表している。夜間も適切にエアコンを使用し寝る際は枕元に水を置きのどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど熱中症対策を続けてほしいと注意を呼びかけた。
今月7日の七夕を前に色鮮やかな浴衣姿で授業を受けたのは保育士や幼稚園の教諭を目指す宇都宮市の短期大学生である。日本の伝統的な文化である七夕についての理解を深めてもらおうと毎年この時期に取り組んでいる。体育の授業では子どもたちに教えるための踊りを学んだり運動遊びの模擬授業を行ったりしていた。
横浜・保土ケ谷区の住宅地より中継。シシトウやなす、トマトなどさまざまな夏が旬の野菜が育てられており、今日紹介するのはは新じゃがで、キタアカリという品種で地域の方々に愛されている。幼稚園や保育園でも育てられておりまた地酒としてじゃがいも焼酎も造られている。また歴史もあり保土ケ谷では古くからじゃがいもか生産されていて種芋として明治時代から昭和初期まで日本全国に出荷されていた。代々農家をしている三村大輔さんは今年の新じゃがの出来について「例年どおりとてもよくできた」と話していた。キタアカリはとても甘みがあり、シンプルに千切りにしていただいて塩こしょうで味付けしていただくとしゃきしゃきするのでとてもおすすめだという。また保土ケ谷ではたくさんの野菜が育てられており、区と地域の方々と一緒になって地産地消に取り組んでおり、区役所の前などで月に1~2回ほど朝市をされているという。
エンディングトーク。熱中症など暑さ対策に注意を呼びかけた。
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