サウナーと呼ばれる愛好家の中ではサ活やサ飯などブームになっているが温泉王国と言われる群馬では関連産業を巡る動きが今活発になっている。JR桐生駅前でことし4月にオープンしたサウナ施設ではストーブで使われている薪は地元桐生産の木材から作られたものを使用している。利用者の中でも特に20代や30代の男性が多く、予想を上回る利用者が訪れていて先月からは定休日をなくして営業中。サウナのあとに食べるサウナ飯にも注目が集まっている。高崎市にあるカフェが開発したタイ料理のガパオライス。味付けはスパイシー、腸内環境を整えてもらおうと食物繊維が豊富なごぼうやきのこ、疲労回復に効果的とされる豚肉など県産の食材を中心に使用している。このガパオライスは県の支援事業に参加し、ほかの企業などとチームを組んで開発、県内外のスーパーや道の駅などで販売を始めている。前橋市ではきょうサウナ関連の商品開発支援事業の説明会が開かれサウナ愛好家や企業など約40人が参加、事業を通じて昨年度のシルクを使った館内着などが紹介された。今後の事業についてチームを組んで県・専門家の支援を受けながら来年3月までに新商品開発を行う計画となっている。説明会で講演した専門家岡本さんは「お金時間をかけても行きたいサウナは各地方に増えているのでそれ目的で観光する人も増えているのではないか」などと話し群馬はきれいな水が魅力のため水風呂必須なので相性がよいと話した。
住所: 群馬県桐生市末広町11-1