スキルス胃がんに効果があるとされる薬が今年、国に承認された。スキルス胃がん患者の約4割に「クローディン18.2」というタンパク質が関わっていることがわかった。「クローディン18.2」は通常、細胞と細胞の間にあるが、がんに侵されるとむき出しになる。ゾルベツキシマブはむき出しになった「クローディン18.2」と結合しやすいので、広がるがん細胞を効率的に攻撃できる。胃がんの死亡率は激減していて、10年、20年後には胃がんが日本から無くなるのではないかという。
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