2020年11月の導入から自動運転バスの存在は堺町にある変化をもたらした。その話題性から、運行開始から3年ほどで報道などによるPR効果も含め約28億円の経済効果をもたらした。そして、今まで路上駐車していたところがなくなったという。それ以外にも、住民が自動運転バスを追い越さないなど気遣うような運転をするようになったという。自動運転バスを受け入れる側に必要なことは、自動運転バスの完璧じゃないところを理解して住民たちと一緒に作っていくことでもっと早く導入できるということがどんどん起きていくと佐治社長は考えている。堺町の自動運転バスの大きなポイントの1つは「とっても遅いこと」。遅いがゆえに危なそう・怖そうというものが極力抑えられているという。