先週開かれていた国際会議で、クロマグロの漁獲量が1.5倍に拡大された。クロマグロは大西洋・太平洋など北半球に生息。過去には乱獲などで資源量が減少し、国際的な資源管理が行われてきた。現在は回復目標を超える資源量となっている。今月10〜16日に「中西部太平洋まぐろ類委員会」の作業部会が開催。クロマグロの漁獲枠について30キロ以上の大型魚を1.5倍に、30キロ未満の小型魚を1.1倍に拡大することが決まった。小型魚の漁獲枠拡大は、2015年に規制が始まって以来初だという。早ければ来年の1月からクロマグロの値段が安くなるとのこと。