マツダの生き残りをかけた、企業風土改革「BLUEPRINT」。この日は旗振り役のナビゲーターが集まっての暑気払い。日頃、それぞれの職場で改革に取り組んでいる面々。酒が進むに連れ出てくるのはナビゲーターが抱える悩み。塩見さんは、新たな企業風土を作るには幹部が変わることが必要だという思いを強くした。ナビゲーターたちの思いを受け取った塩見さんが早速行動に移す、マツダにいる本部長や部長など約300人にアンケートを実施した。そこで見えてきたのは、彼らの上司に当たる役員への不満だった。役員の意識改革が迫られていた。
塩見さんが向かったのは、マツダの発展を見守り続けてきた神社。会社に入って間もない頃、よく来ていたという。そして、見せてくれたのは一通の手紙。金融機関に務め7年前に亡くなった父・勝敏さんが、入社間もない息子に送ったもの。会社への不平不満が募る息子に対して、勝敏さんは覚えたてのワープロで思いを綴っていた。そこには、今の塩見さんを見越したような言葉が連なる。
塩見さんが向かったのは、マツダの発展を見守り続けてきた神社。会社に入って間もない頃、よく来ていたという。そして、見せてくれたのは一通の手紙。金融機関に務め7年前に亡くなった父・勝敏さんが、入社間もない息子に送ったもの。会社への不平不満が募る息子に対して、勝敏さんは覚えたてのワープロで思いを綴っていた。そこには、今の塩見さんを見越したような言葉が連なる。