将棋には8つのタイトルがあり、藤井六冠は2020年に棋聖になり、2023年には八冠独占を成し遂げた。王将・棋王を戦っていて正念場になる。王将戦第7局は3月25日・26日、棋王戦第5局は29日に行われる。王将戦の相手は永瀬拓矢九段。去年は藤井六冠が防衛し、今年は3勝3敗で最終局を迎える。森下卓九段は、永瀬九段の研究の深さを感じ、第5局で流れが変わり藤井六冠が王者の実力を見せたと分析している。棋王戦で藤井六冠に挑むのは増田康宏八段。棋王戦も2勝2敗で最終局に突入する。 森下九段は、第4局は藤井六冠の本来の強さが出たと見ている。藤井六冠はタイトル戦に34回出場し、うち32回タイトルを獲得している。両試合の最終局について、森下九段は棋士の信用をかけた勝負になると表現する。信用とは、「この人には勝てそうにない」と思わせること。なんとしても防衛して無敵であることを示したいのではと森下九段は推察している。一方の永瀬九段、増田八段は真価が問われる戦いになる。
