来週水曜日、約20年ぶりに新紙幣が発行される。券売機の対応が間に合っていない状況が相次いでいる。千円札は北里柴三郎、五千円札は津田梅子、一万円札は渋沢栄一となる。渋沢栄一の出身地の埼玉県深谷市の「道の駅おかべ」では、日本酒やTシャツなど関連グッズが売られている。宮城県仙台市青葉区では渋沢栄一が設立に銀行の「七十七銀行本店 金融資料館」では、1963年に発行された千円札の肖像の最終候補に上がっていた渋沢栄一の千円札が展示されている。当時は偽造防止の観点から髭を生やした伊藤博文が採用された。各地では券売機や自動販売機の交換作業などが進められている。東京墨田区の「大黒湯」では紙幣計算機を新紙幣対応に替えるなどの準備をしていたが、券売機は1年前に部品の交換を注文したが昨日になって注文が通っていないことが判明し、年内に新紙幣に対応できない可能性があるという。