各地が猛暑日を迎える中、熱中症で搬送される人の数を予測し予防に繋げようとする取り組みが、始まっている。和歌山県では4日連続で、熱中症警戒アラートが出た。和歌山県では、路上の警察官が首に冷却グッズを装着していた。熱中症対策として、県警察本部が取り入れている。栃木県・壬生町の壬生小学校では、小学生たちが日傘を差して登校していた。味生小学校の遠藤貴子教頭が、「傘を差す事で、少しは暑さを凌げる」などと話した。京都市・左京区では、川の清流の上で食事ができる「川床」に観光客が増えている。川床で食事を楽しんだ人々が「すごいリラックスできて涼しい」などと話した。鹿児島県の奄美地方では、梅雨明けが発表された。今日、岐阜県・多治見市、群馬県・桐生市、愛知県・名古屋市などでは、3日連続で猛暑日となった。熱中症の疑いで亡くなる人も相次いでいる。岐阜県・池田町では、90歳の男性が熱中症の疑いで亡くなった。男性は畑の中で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。こうした中、「熱中症搬送者数予測サイト」というサイトでは、熱中症で搬送される人の数を予測している。名古屋工業大学の研究グループが、過去の気象・搬送人数データ・人口などを考慮して、熱中症の搬送者の人数がどれぐらいになりそうなのかを、そのサイトの地図上に色分けして表示している。名古屋工業大学の平田晃正教授が、「熱中症のリスクを可視化している」などと話した。明日も西日本を中心に、猛烈な暑さが見込まれている。
住所: 栃木県下都賀郡壬生町通町12-22
URL: http://www.mibu.ed.jp/esmibu/
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