外国為替市場で円安が続く中で、政府・日銀は先月26日から29日にかけて総額9兆7,885億円を投じて市場介入を実施していたは公表した。外国為替市場では先月29日に1ドル160円台まで加速した後一転して154円台まで値下がりしたほか、5月2日にも急激に円高へ傾いた。日銀による市場介入は一昨年9月と10月の計3日で9兆1,880億円で実施して以来である。現在は1ドル157円台と円安方向に戻っている。円安の背景には日米の金利差が大きい。今後は日銀が追加利下げのタイミングに焦点が集まっている。
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