きょうの東京株式市場では米国のFRBが18日、通常の2倍にあたる0.5%の利下げを決めたことを受けて米国経済が下支えされ、日本の景気にも追い風になるという見方が投資家の間に広がった。また外国為替市場で円安ドル高が進んだことで幅広い銘柄に買い注文が入り、日経平均株価は一時1000円を超える値上がりとなった。午後に入ってからは値上がり幅はいくぶん縮小し、結局、日経平均株価のきょうの終値はきのうより775円16銭高い3万7155円33銭だった。また東証株価指数は51.50上がって2616.87だった。市場関係者は、午後に入ってからは円相場が再び円高方向に動いて輸出関連の一部の銘柄が売られるなど買い注文一辺倒にはならなかった。あすは日銀が当面の金融政策を決定するが株式市場は為替の動向をにらみながらの取り引きになるだろうと話している。