カビが多く発生する条件は、高湿度・高気温・ホコリや皮脂などの栄養分。身近なものにもカビの危険性がある。カビの専門家・浜田さんによると、スマホケースの中にもカビが生える危険性があるという。スマホをお風呂場に持っていったり、スボンのポケットに入れたりすることは、カビの発生条件が揃ってしまうため、注意が必要だという。対策としては、たまに拭くことが重要。3カ月に1回拭くといいという。イヤホン蒸れにより、耳にカビが発生する「外耳道真菌症」になる場合もある。痛みやかゆみなどの症状のほか、悪化すると難聴にもなる。この時期には、20人に1人がなるという。治療としては、約2週間、週2~3回通院し、洗浄して薬を塗る。対策としては、1時間に10分ほどイヤホンを外して換気することが重要。靴も注意が必要で、特に革靴は、スニーカーの25倍以上のカビがいるという。汚れを落として乾かすことが重要。バッグは、ペットボトルなどの結露や、弁当の液垂れなどに注意が必要。ポリ袋やカバーなどを活用することが重要。保冷バッグは、暑い時に使用すると湿気が多くなるため、アルコールで拭いた後、乾いた布で拭くといい。中村は、傷まないように保冷バッグに入れているのに、保冷バッグにカビが生えていたら元も子もない、こまめに拭きたいなどと話した。