ハンターとしても活躍する稲垣さんは、死角の多い市街地でのクマの捜索の難しさを語った。麻酔銃は空気圧で発射するので万が一外しても装薬銃より周囲への影響は少ない。一方、麻酔銃は住所時許可と麻酔薬使用許可が必要でかぎられた人しか使用できないデメリットがあり、栃木県で麻酔銃を撃てる人は3人しかいない。市街地にクマが入る前に侵入を防ぐことが大事になる。市街地のクマ問題に悩む仙台市ではクマの特徴を学習させたAIカメラを導入。クマが出没すると撮影し、担当者に連絡がいく仕組みになっている。さらに、国も推進する対策がゾーニング。クマと人が住むエリアを区分することで棲み分けを目指す考え方で、重要になるのが緩衝地帯の整備。
