2025年に東京で行われるデフリンピックのエンブレムが決定した。選ばれたエンブレムをデザインしたのは多田伊吹さんで、国内で初めて「聴覚・視覚障害者であること」を入学条件とした国立大学・筑波技術大学の学生。デザインは「耳の聞こえない人のコミュニティーの代表的なシンボルである手を表して新たな未来の花が咲いていくこと」などを表現して制作された。エンブレムは都内の中高生およそ60人が3つの案から投票して決定した。デフリンピックは聴覚障害者による国際スポーツ大会でオリンピックなどと同様に4年に1度、夏季大会と冬季大会が開かれていて、2025年には日本で初めて東京大会が開催され、100年の節目になるという。