業務の効率化を図ろうと、大分市はすべての部署で業務のデジタル化を進めることになり、きょう立ち上げの会議が開かれた。大分市役所で開かれたきょうの会議には、市のすべての部署からおよそ140人の職員が参加した。初めに大分市情報政策課ICT推進室の担当者が「大分市では、2015年からの30年間で人口が7万人減る見通しであることから、行政としても限られた人材の中で業務を効率化する必要がありDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進めることが重要だ」と述べた。その上で取り組みの進捗を管理する統括担当者や具体的な取り組みを提案する実務担当者を置いて全庁を挙げてDXを進めていくことを確認した。DXを進めることで窓口での待ち時間の短縮や事務連絡に要する手間の省略化につながることが期待できるとしている。