- 出演者
- 政野光伯 高瀬耕造 宮崎大地 岡野暁 宮川香織 坂下恵理 塩崎実央 佐藤茉那 堀越葉月 長瀬萌々子
高瀬耕造らが挨拶。
福山市鞆の浦の鯛網漁は産卵のために瀬戸内海に集まるたいを漁船団が網で追い込む江戸時代から伝わる漁法で、毎年大型連休の時期に観光客に披露している。今日は福山市鞆町の原漁港に地元漁師とボランティア計約30人が集まり、漁船に大漁旗を設置し長さ約1500m幅約100mの網を一度海水に漬けてから船に積み込み、網の上にお神酒を供え安全と大漁を祈願した。今年の観光鯛網は今月27~29日、来月3~6日に福山市鞆町で行われる。
東広島市西条町の標高500mの山の上に建つ福成寺の境内には、約100種類2200株のシャクナゲが植えられており、見頃を迎えている。シャクナゲは寺の住職と地元ボランティアが24年前に植え始め、年々増加している。檀家やボランティアによるシャクナゲの苗の販売が行われている。福成寺のシャクナゲは来月上旬頃まで見頃が続く。
ペーロンは360年余前、中国から長崎に伝わったとされる手漕ぎの木造船で、毎年大会が開かれている。長崎市牧島町の「牧島ペーロン体験施設」は海沿いにあり、体験用のペーロンが準備されており修学旅行生などが体験できるようになっている。今回老朽化のために建て替えられることになり、昨日施設のリニューアルを祝う式典が行われた。新施設ではバリアフリーのトイレが整備された。テープカットが行われた後、修学旅行で長崎を訪れている兵庫県の中学生がペーロンのレースを体験した。
対馬市で山に戻されたのは、推定で1歳の雄のツシマヤマネコ。去年7月、対馬市上県町の国道でけがをした状態で見つかり、環境省の対馬野生生物保護センターに保護された。けがの状況から交通事故に遭ったものと見られている。保護された当時推定で生後2か月ほどで、自分でえさを探して食べることが難しいと判断されたことから、センターで治療やリハビリを行ったあと、専門の施設で野生に順化するための訓練を受けた。そして野生での生活に支障がないと判断されたため、きのう対馬市内の山に戻された。環境省によるとツシマヤマネコがはねられる事故は、この30年余りで146件起きているという。
業務の効率化を図ろうと、大分市はすべての部署で業務のデジタル化を進めることになり、きょう立ち上げの会議が開かれた。大分市役所で開かれたきょうの会議には、市のすべての部署からおよそ140人の職員が参加した。初めに大分市情報政策課ICT推進室の担当者が「大分市では、2015年からの30年間で人口が7万人減る見通しであることから、行政としても限られた人材の中で業務を効率化する必要がありDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進めることが重要だ」と述べた。その上で取り組みの進捗を管理する統括担当者や具体的な取り組みを提案する実務担当者を置いて全庁を挙げてDXを進めていくことを確認した。DXを進めることで窓口での待ち時間の短縮や事務連絡に要する手間の省略化につながることが期待できるとしている。
パリオリンピックの新競技ブレイキンの全国大会で優勝した中津市の小学生がきのう市役所を訪れ市長に成績を報告した。中津市の大幡小学校6年生の徳永美心さんは先月、大阪で行われたブレイキンの全国大会「Japan Breakin’ Cup2023」の女子小学生高学年部門で優勝した。きのうは指導を受けている徳岡亮介さんと中津市役所を訪れ奥塚市長に優勝を報告した。DJがかける音楽に即興で動きを合わせ1対1で対戦するダンススポーツのブレイキン。技の完成度や独創性などを競う。徳永さんは小学2年生でブレイキンを始め持ち前の柔軟性とリズム感を生かして実力を伸ばしてきた。中津川市役所の映像。徳永さんは「世界的に活躍する選手になるために頑張ってもっと練習していきたい」とコメント。
昨夜開校した県内初の公立の夜間中学宮崎市立ひなた中学校には、外国人3人を含む宮崎市をはじめ綾町や西都市在住の10代から70代の男女17人が入学した。夜間中学校は、不登校や外国籍などを理由に義務教育を十分に受けられなかった人が学ぶ公立中学校の夜間学級。ひなた中学校は、きょうから授業が始まり、それぞれの生徒の学習の習熟度に応じた指導方法を柔軟に取り入れるなど実態に合った指導を行うことにしている。
この春、宮崎市の高校の調理科に入学した生徒が料理人としての心構えを持ち精進することを誓って、これから3年間使い続ける相棒に魂を込める包丁入魂式を行った。この包丁入魂式は、昭和43年に調理科を開設した宮崎市の日章学園高校が生徒たちに料理人としての心構えを持ってもらうとともに実習での安全を祈るため毎年行っている。ことしは1年生107人が、真新しい白いコックコートを着て参加し一人一人の名前が刻まれた5種類の包丁を前に生徒や校長が玉串をささげて、技術向上や安全を祈願した。このあと生徒たちの包丁を作った製造会社の社長が出刃包丁や柳刃包丁などそれぞれの種類を説明した。生徒たちは来月から調理実習に臨む予定で3年かけて和食、洋食、中国料理の調理や栄養学などを学び調理師の免許の取得を目指す。
上田市の浦里小学校の3年生5人は授業の一環として、学校の近くでメロン農園を営む小泉強さんらにメロンの作り方を学んでいる。きのうは5人そろって農業用ハウスを訪れ小泉さんに教わりながら30センチほどに育ったメロンの苗を土の中に植え付けていった。また事前の学習でクラシック音楽を流して農作物の生育を促す栽培方法があることを知った児童たちは、植え付け作業のあとハウス内にバッハの曲を流していた。小泉さんによるとメロンは2キロほどに育つということで児童たちもことしの夏に収穫を体験することにしている。
諏訪市の地蔵寺の裏手にある小口敏広さんの畑では、160本余りのハナモモの花が鮮やかな赤やピンク色の花を咲かせている。小口さんは70年ほど前に1本のハナモモを植えてから少しずつ数を増やしてきて評判を呼ぶようになってからは地元の人たちの協力も得て、遊歩道を整備し多くの人が見物できるようにしている。ことしは先週初めから花が咲き始め、その後、数日の暖かさで一気に満開となった。訪れた人たちは遊歩道をゆっくりと歩きながら美しい景色を眺めたり写真に撮ったりして春のひとときを楽しんでいた。小口さんの畑のハナモモの花は今週いっぱい楽しめそうだという。
香川県は高松市にある就職移住支援センターに県内の企業と就職を希望する外国人とのマッチングを行う専門のコーディネーターをきょうから配置し、高度な知識やスキルを持つ外国人材の確保に力を入れることになった。専門のコーディネーターは日本人のスタッフ2人が交代で週に3日、高松市にある就職移住支援センターに常駐し、それ以外の平日は電話や電子メール、オンラインで対応する。人材を紹介する事業者や留学生を受け入れている大学や専門学校などと連携して、採用を希望する企業と、就職を希望する外国人との間で仕事の内容や勤務条件などについて調整を行うほか、就職を希望する外国人が県が運用する就職支援サイトワークサポートかがわに登録するよう働きかけるという。香川労働局によると県内で働く外国人労働者は去年の10月末の時点で製造業を中心に合わせて1万2302人でハローワークへの届け出が義務化された平成19年以降で最も多くなった。一方で県内の有効求人倍率は1倍を大きく上回る状態が続いていて、人手不足に悩む企業の人事に人材確保が喫緊の課題となっている。
高松市鬼無町の住宅の庭で樹齢がおよそ50年で、高さおよそ8mのアメリカハナミズキが白い花を咲かせ見頃を迎えている。アメリカハナミズキは米国が原産で大正時代に当時の東京市が桜を贈った返礼として米国政府から日本に贈られその後、各地に広まったとされている。ハナミズキの花びらのように見えるものは「総ほう」と呼ばれる花の付け根の葉が変化したもので緑色をした中心部分に小さな花が集まっている。この木は園芸店を営んでいた四宮静雄さんが自宅を新築した際に植えたもので、樹齢およそ50年だという。たくさんの白い花が枝の先までついていて現在満開で見頃迎えている。四宮さんの住宅にあるアメリカハナミズキの花はこの先1週間ほど楽しめそうだということで一般にも開放されている。
太平洋戦争末期特攻隊の基地があった鹿児島県知覧で隊員たちが飛び立っていくのを見届けたのが「なでしこ隊」と呼ばれる女学生たちだった。隊員たちの無念の思いを胸に生きてきた元女学生に話を聞いた。今も知覧に暮らす桑代チノさん(95歳)。桜の季節になると見送った隊員たちの姿が目に浮かぶという。79年前の春、この地から多くの若者たちが出撃439人が帰らぬ人となった。桑代さんは当時15歳、知覧高等女学校の3年生だった。校章にちなんで「なでしこ隊」と呼ばれた桑代さんら女学生は勤労奉仕として食事や洗濯など特攻隊員の身の回りの世話に当たった。当時隊員たちが出撃の日まで寝泊まりしていた三角兵舎。強く印象に残っているのが軍による厳しい統制の中で家族への手紙を自分たちに託そうとする姿だった。あれから79年。およそ100人いたなでしこ隊の元女学生は今では数人だけとなった。戦争の不条理そして平和の尊さを当時を知らない世代にも考えてほしいと強く願っている。知覧特攻平和会館では企画展「女学生が見た戦争−知覧高女生と特攻隊員−」が開かれている。
2時29分ごろ四国地方で震度3を観測する地震があった。高知県西部で震度3を観測。この地震による津波の心配はない。震源地は豊後水道。震源の深さは40キロ、地震の規模を示すマグニチュードは3.8と推定。
昭和49年4月23日、国賓など外国からの賓客を迎える迎賓館が東京の元赤坂に完成した。明治42年に東宮御所として造られた旧赤坂離宮を5年の歳月をかけ大改修した。当時の一流建築家や美術工芸家が総力を注ぎベルサイユ宮殿を模した内部には金箔や大理石がふんだんに使われた。天井画が修復され豪華なシャンデリアや家具調度品も整えられた。賓客の滞在中には晩さん会や重要な会談も行われ、世界各国との友好親善の舞台となっている。
平成17年4月23日、広島県呉市に戦艦大和の巨大な模型などを展示した海事歴史科学館「大和ミュージアム」がオープンした。館内には呉市で建造された大和の10分の1の模型やゼロ戦と呼ばれた零式艦上戦闘機などが展示され、明治以降の日本の歩みと造船の町、呉市の歴史がたどれる。大和は日本の造船技術の粋を集めて作られた世界最大の戦艦で艦隊どうしの決戦を制するため46センチの主砲を備え不沈戦艦と呼ばれていた。しかし時代の主役は航空機に変わり大和は沖縄への特攻作戦の途上米軍機の攻撃を受け撃沈、深海に沈んだ。
平成20年4月23日、福井県鯖江市で動物園から逃げ出していた雌のレッサーパンダを市の職員など100人以上が2日がかりで捜索。ようやく保護した。逃げ出したのは1か月ほど前に千葉県の動物園から贈られたばかりのミンファ。飼育場の木によじ登ってジャンプし高さ2mのフェンスを飛び越えたと見られる。探し始めて2日目ようやくミンファを見つけた。動物園からおよそ600m離れた市道脇の側溝。すばしっこく、網で捕まえるのは無理なので、飼育員が麻酔薬を吹き矢で打ち込みようやく捕まえた。動物園では飼育場の木を切って脱走できないようにしミンファが落ち着ける飼育環境を整えたという。
今回は青森県・鶴田町で”つる”を探して街ブラをしていく。鶴田町では髪の薄い人たちが集まるツル多はげます会があり、平成元年から薄毛をポジティブにとらえて活動している。現在は全国から150人の会員が集まっていて、中でも吸盤の付いたヒモを互いの頭部に付けて引っ張り合う吸盤綱引きが活動内容の中で有名となっている。また鶴田町には鶴をモチーフにした物がたくさんあり、公衆トイレが鶴をイメージしたデザインになっていたり街頭に鶴のオブジェが設置されるなどしている。
きょうのキニナル宮崎から紹介した包丁の入魂式。この他スタジオでは一球入魂や一音入魂など様々な入魂を紹介するなどした。
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