対馬市で山に戻されたのは、推定で1歳の雄のツシマヤマネコ。去年7月、対馬市上県町の国道でけがをした状態で見つかり、環境省の対馬野生生物保護センターに保護された。けがの状況から交通事故に遭ったものと見られている。保護された当時推定で生後2か月ほどで、自分でえさを探して食べることが難しいと判断されたことから、センターで治療やリハビリを行ったあと、専門の施設で野生に順化するための訓練を受けた。そして野生での生活に支障がないと判断されたため、きのう対馬市内の山に戻された。環境省によるとツシマヤマネコがはねられる事故は、この30年余りで146件起きているという。
住所: 長崎県対馬市上県町棹崎公園
URL: http://kyushu.env.go.jp/twcc/
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