諏訪市の地蔵寺の裏手にある小口敏広さんの畑では、160本余りのハナモモの花が鮮やかな赤やピンク色の花を咲かせている。小口さんは70年ほど前に1本のハナモモを植えてから少しずつ数を増やしてきて評判を呼ぶようになってからは地元の人たちの協力も得て、遊歩道を整備し多くの人が見物できるようにしている。ことしは先週初めから花が咲き始め、その後、数日の暖かさで一気に満開となった。訪れた人たちは遊歩道をゆっくりと歩きながら美しい景色を眺めたり写真に撮ったりして春のひとときを楽しんでいた。小口さんの畑のハナモモの花は今週いっぱい楽しめそうだという。