去年11月に大規模な火災があった大分市佐賀関では、市が今年1月から被災した住宅など172棟を対象に公費解体を進めている。市は先月末までに被災地域を通る市道沿いの27棟で作業を終え、今月上旬から来月にかけては地域の西側と市道の北側の2エリアで新たに作業を続けた。今日からは西側での作業が始まり、解体業者の作業員らが重機を使って焼けた建物の屋根や柱を倒していた。新たに作業の対象となった区画は今も住民が住んでいる区画に近いことから、住民が騒音・振動を避けられるよう近くの公民館など2か所が避難場所として開放されている。大分市の廃棄物対策課は、複数箇所で作業を行うことでいち早い復興に向けよりスピード感を持って解体を進めたいとしている。解体作業は今年11月末まで続けられ、解体後の土地活用については、市が住民の意見を聞いたうえで今夏めどに策定する復興計画にもりこむ方針。
