アメリカ・ニューヨークから大和証券CMアメリカ・シュナイダー恵子が解説。4日のアメリカ株は再び最高値圏で水位。S&P500の予想PERは直近22倍、割高というより水準が切り上がっているとの見方が優勢。テクノロジー界の高成長が続きITがS&P500の時価総額の約4割を占めているためITのウェイトが上がるにつれ全体のPERも上がっていく。AI大手4社(メタ・マイクロソフト・アマゾン・アルファベット)による4ー6月期の設備投資額は前年比68%増。1-3月期は前期比横ばいだった。マイクロソフトやメタの巨額投資が着実に成果を上げていることが証明されたのと対象的に、関税による経済の先行き不透明感に苦しむ他産業との事業関係との違いが鮮明になった。