きのうの衆議院予算委員会で焦点となったのは高額療養費制度について。石破総理大臣は「高額療養費制度の見直しは実施させてもらいたい」などと述べた。医療費が高額になった場合に患者の自己負担を下げる高額療養費制度。政府は今年から再来年にかけて段階的に自己負担の上限額を引き上げるとしていた。その後、長期間治療を受ける人が直近1年以内に自己負担が3回上限額に達した場合、4回目から上限額を引き下げる多数回該当については据え置きに。更に来年8月以降の制度のあり方については、改めて検討することになった。しかし今年8月からの自己負担の上限額の引き上げは予定どおり行う方針。例えば、70歳未満で年収370万円〜770万円の人の場合負担の上限は月8万100円から8万8200円に引き上げられることになる。引き上げについて物価上昇分の反映と説明するが、全面的な凍結を求めている立憲民主党は、野田代表が「白紙に戻して丁寧ン議論しよう東野が提案」と述べた。
引き上げる前に1から見直しを図りたい立憲民主党と、引き上げだけでも今年から始めたい自民党。話し合いは平行線のまま。衆議院予算委員会。立憲民主党・野田佳彦代表は「生知恵で人命にかかわる制度をスタートしては絶対に行けない」、石破茂総理大臣は「患者団体の声も真摯にかつ承りながら、制度設計をより良いものとしていきたい」と述べた。当事者である患者団体は「命を守るために立ち止まる勇気を持ってほしい」と訴える。日本難病・疾病団体協議会の大坪恵太事務局長は「1度上げてしまうと命に関わる」などと述べた。
引き上げる前に1から見直しを図りたい立憲民主党と、引き上げだけでも今年から始めたい自民党。話し合いは平行線のまま。衆議院予算委員会。立憲民主党・野田佳彦代表は「生知恵で人命にかかわる制度をスタートしては絶対に行けない」、石破茂総理大臣は「患者団体の声も真摯にかつ承りながら、制度設計をより良いものとしていきたい」と述べた。当事者である患者団体は「命を守るために立ち止まる勇気を持ってほしい」と訴える。日本難病・疾病団体協議会の大坪恵太事務局長は「1度上げてしまうと命に関わる」などと述べた。