東京・国立市の名所大学通りの並木道には多くの花見客が訪れた。昭和9年に大通りの両脇に植えられたソメイヨシノが春の訪れを知らせてきた。ただ、一般に60~70年くらいといわれる寿命を越えて病気にもかかりやすくなっているという。国立市のくにたち桜守の大谷和彦さんは日本のソメイヨシノは接ぎ木や挿し木で増やしたクローンだという。病気がはやるといっぺんに影響をうけやすいという。大谷さんは大学通りに咲くソメイヨシノを守り続ける桜守として地元では有名。地元の小学校の校外学習で国立市の桜について教えるなどしているという。街をいろどってくきたソメイヨシノだが、老齢化で病気にもかかりやすくなってきた。桜を守り続けるために大谷さんは「街の特性を考えて植えていかないと」などコメント。
住所: 東京都国立市