東京の伊豆大島では、10年前の2013年10月16日に台風に伴う記録的豪雨で大規模な土石流が発生し、住宅が押し流されるなどして36人が死亡し、3人が行方不明となっている。土砂災害から10年となった今日、土砂が流れ込んだ海岸では大島町の坂上町長や、地元の警察や消防など36人が黙祷を捧げた。その後、行方不明者の捜索が行われ、海岸の砂を掘り起こしたり漂着物をかき分けたりしながら手がかりになるものがないか探していた。島では、午後0時半から土砂災害の跡地に整備された公園で遺族や関係者が参列して追悼式が行われる。