創業者の奥村政雄は1935年、現在の富山県魚津市に日本カーバイド工業を設立。カーバイドの製造・販売を始めた。1944年、カーバイド由来の石灰窒素からメラミンの製造方法を開発。メラミンはプラスチックの原料になり戦後の復興期を支えた。1950年、アセチレンから塩化ビニルを合成して食品用包装フィルムなどを製造販売。1961年からはメラミンを活用した食器用材料の製造を開始。さらに塩化ビニル樹脂から高耐久フィルウを開発。1991年から再帰反射シートの製造販売を開始。今では半導体製造に欠かせない製品も作り出している。金型専用のクリーニング材は半導体製造の金型に付着した汚れを固めて除去する。
