自民党の両院議員総会では石破首相の続投を支持する声の一方、臨時の総裁選実施を求める意見が相次いだ。臨時の総裁選の実施には党所属の国会議員と都道府県連の代表者の総数の過半数の要求が必要とされている。ただこれまで総裁の自発的な辞任によらない臨時の総裁選が行われた例はない。総裁選挙管理委は実施を求める国会議員に氏名を明らかにし書面で申し出てもらう方向で検討を進めることになった。都道府県連の意思決定は正式な機関決定が必要との意見も出された。来週はじめにも再び会合を開き詰めの検討を行うことになった。立憲民主党・小川幹事長は早期の対処を期待したい、愛知県・大村知事は最優先すべきは国益などと述べた。