- 出演者
- 板倉朋希 松岡修造 徳永有美 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 所村武蔵 細川栞
オープニング映像。
関東はきょう梅雨明け。東京タワーはきょう梅雨明け限定のライトアップ。
北海道・福島町で体長2m超えのヒグマが駆除された。男性を襲ったヒグマと同じ個体かどうかDNA鑑定が行われている。
北海道・福島町で体長2m超えのヒグマが駆除された。その1時間前、道路をわたるヒグマの姿が捉えられていた。北海道・福島町では先週土曜日、新聞配達中に男性がヒグマに襲われ死亡。今回、駆除されたヒグマは男性が襲われた現場からおよそ850m離れたところにある。市街地での猟銃での使用は原則禁止されているが現場にいた警察官の指示のもと、ハンターがライフル銃を発砲。町は、DNA鑑定を行い、このクマが男性を襲ったか調査。福島町・鳴海町長は「大きさがちょっと違うので」と述べ、別のヒグマの見立て。調査結果はあす以降に判明するという。「OSO18」の対策リーダーを努めた南知床・ヒグマ情報センター・藤本前理事長は「警戒レベルはまだ下げない方がいい。もう1頭いるのが分かっている」と指摘。新聞配達員が襲われた現場周辺で採取されたクマの体毛が4年前、人を死亡させたヒグマと一致。藤本氏によると、人を襲ったクマは優位と自覚するため、人に会うと攻撃する可能性が高いという。
長崎県には線状降水帯予測情報が出されていた。平戸市では1時間雨量49.5mmを観測。長与町でも道路が冠水。愛媛県宇和島市ではため池の廃止工事が行われていたが、排水管に詰まった土砂と雨水が流出。フェーン現象の影響で北陸を中心に猛暑をもたらす。台東区の祭りの本部では救護室を設置。気象庁はきょう、関東甲信、北陸、東北南部などの梅雨明けを発表。連日広い範囲で青空が広がり厳しい暑さが続く見込み。
テレビ朝日屋上から中継で気象情報を伝えた。北海道の紋別地方に大雨警報。
各党首たちは最終盤を迎えたきょうも各地で支持拡大を訴えた。厳しい情勢が伝えられる自民党、選挙戦が始まってからの石破総理の移動距離は2万kmを超えた。石破総裁は、早く手厚く支援の手を差し伸べる。それが給付金と述べた。公明党の斉藤代表は演説の大半を外国人政策に割く。立憲民主党の野田代表は、新興勢力の台頭に警戒。日本維新の会の吉村代表は神戸へ。全国的な広がりに苦戦。地盤とする関西での議席死守に力を注ぐ。共産党は8議席以上の獲得を目指す。
国民民主党の玉木代表は富山で演説を行う。富山は全国屈指の保守王国、いわば敵陣だが、今回は勝てる可能性があるとみている。れいわ新選組の山本代表も富山入り。比例の掘り起こしをはかる。参政党は躍進が予想されている。抗議の意思を示す人も集まる。社民党は党の存続をかけた崖っぷちの戦い。日本保守党は党勢拡大を目指す。百田代表自らも立候補している。
参政党の神谷代表が朝鮮人を差別する表現をすぐに訂正。神谷代表は私が悪い言葉を使ってしまった。申し訳ない、そこはごめんなさい。誰かを誹謗したわけではないと述べた。
今回の選挙、インターネット上で拡散される情報が投票行動を左右しているといわれている。真偽が疑わしいものや事実が曲げられているものが含まれている恐れがある。こうした情報のなかには意図的かつ自動的に大量拡散されているものがあるという実態もみえてきた。問題となっているのがJAPAN NEWS NAVI。X上でこのサイトと関連すると認定された複数のアカウントが凍結された。愛知県の大村知事も抗議の意を示す。人間の代わりに自動で投稿を繰り返すBot、JAPAN NEWS NAVIの投稿を拡散したアカウントを分析すると35%がBot。JNIヘッドアナリスト・竜口氏によると、今回の結果を受けて認識の中においてもらえると情報をとる上でひとつの選択肢になると思うと指摘。アカウント凍結の理由は?詳細は不明だが、Xでは人を欺いたり損害につながる可能性のあるコンテンツを共有することなどが禁止されている。平デジタル大臣は、他国から介入をされる事例などもみてとれるので、今回の選挙も一部そういう報告があると述べた。JNI・髙森代表は今は断言できないと、非常に難しいと思うと述べた。
「選挙ステーション」の番組宣伝。
JAPAN NEWS NAVIは他メディア記事やSNS投稿を要約したまとめサイト。誰が運営しているのがどこに拠点があるのかなどは判然としていない。HP上では「主に日本のニュースと日本人の反応をまとめたサイト」としている。中には偽情報も含まれる。BotがSNSで拡散されていた。Botとは、指定した作業を自動的に行うプログラムのこと。同じ文章を何度も自動投稿するためトレンドに。JAPAN NEWS NAVIのXのアカウントは凍結されXでの投稿はできない。Botの悪用について、広島大学・法学部・佐々木客員教授によると、簡単に効率的に情報拡散できるBotは世論分断などを目的として偽情報を流すために利用されるメインツール。世論が二分されるときに狙われる可能性がある。AIの発達で日本語の壁もなくなりつつあり海外からの偽情報に触れる機会も増える。ファクトチェックが効かず対策が難しいと指摘。
39年前に福井市で女子中学生が殺害された事件のやり直し裁判で、名古屋高裁金沢支部は殺人罪に問われ服役した前川彰司さんを無罪とする判決を言い渡した。逮捕された当時21歳だった若者は、今年還暦に。無罪を訴え続けて何度も跳ね返されてきた司法の壁が、きょう崩れた。
袴田巌さんから贈られたという帽子を被り名古屋高裁金沢支部に現れた前川彰司さんは、再審(やり直しの裁判)で判決の日を迎えた。増田啓祐裁判長は「犯人であることが立証されているとは認められない」とし、前川さんが訴え続けた無罪が言い渡された。事件が起きたのは39年前の1986年、福井市の市営団地の自宅で女子中学生が50か所以上を刺されて殺害された。約1年後に逮捕されたのが、当時21歳の前川さんだった。決め手は「服に血がついているのを見た」という複数の知人による証言だった。この証言の信用性が、今回の再審に至るまで争点となり続けた。当時、1審の福井地裁では「証言は信用できない」として無罪。しかし一転して、名古屋高裁金沢支部は「信用できる」と逆転有罪の判決を言い渡した。その判決は確定するが、前川さんは服役を終えると裁判のやり直しを求めた。その後事態が大きく動いたのは、2度目の再審請求で検察が捜査資料など287点の証拠を開示したことだった。事件当日「前川さんを見た」と証言していた複数の人物は、同じ日の記憶としてテレビの音楽番組で見たあるシーンをあげていたが、その番組は事件当日ではなく1週間後に放送されたものだった。しかも検察側は当初からこの矛盾を認識していたという。裁判長は「事実に反することをぬけぬけと主張し続けている。公益を代表する検察官としてあるまじき、不誠実で罪深い不正といわざるを得ず、到底容認することはできない」と弾劾。そもそも証言自体も「捜査に行き詰まった捜査機関による誘導の疑いが強い」と指摘した。そして前川さんには「関わった裁判官の一人として重く受け止めている。これからの前川さんの人生に幸多からんことをお祈りしている」と語りかけた。判決を聞き終えた前川さんは「なぜこんなに時間がかかったのかという思いはあるが、きょうの裁判所の一言はエールだと受け取ってこれからの人生を前向きに歩んでいきたい」などとコメントした。名古屋高等検察庁は「判決内容を精査し、上級庁とも協議の上対応を検討したい」としている。大越キャスターは「検察の大失態の罪深さは、一人の人生を狂わせたことに留まらない。事件の真相解明が限りなく遠のくことになり、被害者とその家族の無念は置き去りにされたまま」などとコメントした。
マイナス50℃にもなる極寒の地でも、笑顔をみせていた俳優の和泉雅子さん。1961年に日活に入社すると、吉永小百合、松原智恵子と共に“日活三人娘”として人気を博した。冒険家として注目されたのは、1985年に北極点を目指したことがきっかけだった。しかし深い雪と氷に阻まれ、残り約150kmの地点で断念。4年後に再びチャレンジすると、日本人女性として初の北極点到達という偉業を達成した。突然の訃報に、悲しみが広がっている。吉永小百合は「今、銀河鉄度の彼方に飛んで行ってしまわれたのですね」などと追悼のコメントを発表。葬儀、告別式は本人の意志ですでに生前葬を営んでいたことから、行わないという。
石破茂総理大臣は日米関税協議のアメリカ側の責任者・ベッセント財務長官と会談し、精力的な協議の継続を求めた。石破総理は記者団に対し、アメリカ側が来月1日から適用するとしている25%の相互関税について、会談の中で「具体的にそういう話はしていない」と述べた。関税協議をめぐってトランプ大統領からの親書などはなかったが、ベッセント氏は「必ずいい合意ができる」と述べたという。
学歴詐称疑惑が指摘される静岡県伊東市の田久保真紀市長は、市議会の百条委員会から卒業証書をきょうまでに提出するよう求められていた。しかし提出を拒否し、議長にその理由を示した回答書を手渡した。田久保市長は「今後の刑事告発の行方があるので、このような形の結論とした」などとコメントした。
バドミントンのジャパンオープンが東京体育館で行われ、女子ダブルス準々決勝で志田千陽&松山奈未ペアとキム・ヘジョン&コン・ヒヨンペア(韓国)が対戦した。第1ゲームを先取され後のないシダマツペアは、苦しい展開が続く中第2ゲームを奪い返した。第3ゲームも取ったシダマツペアが勝利しベスト4の壁を越え、念願の初優勝まであと2つ。
大相撲七月場所6日目、ウクライナ出身の安青錦が5日目まで4勝1敗と大活躍している。きょうは同じく4勝1敗の高安と対戦し、豪快に上手投げを決められ2敗目を喫した。
シンガポールで行われている世界水泳。セントーサ島でオープンウォータースイミング女子5km決勝が行われ、梶本一花が出場した。海や川などの自然環境で長距離を泳ぐ“水のマラソン”と呼ばれる競技で、梶本はラスト1周で驚異の8人抜き。3位でゴールし、日本人初のメダルとなる銅メダルを獲得した。梶本は今大会で競泳の400m、800m、1500m自由形にも出場する。