2025年7月14日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日

報道ステーション

出演者
小木逸平 ヒロド歩美 下村彩里 安藤萌々 内田篤人 所村武蔵 細川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
東海に線状降水帯発生の恐れ

線状降水帯予測が出されている三重県鳥羽市から中継。今は雨は弱まっていて、先程まで吹いていた突風も弱まっている。きょう一日を通して鳥羽市では前が降ったり止んだりを繰り返し、降り始めると非常に激しい雨となった。鳥羽市は午後6時半に1万5000人以上を対象に高齢者等避難を発令するとともに、災害対策本部を設置した。今晩からあす朝にかけて1時間あたり70ミリの雨が予想されていて、体感としては滝のような雨が降ってくることになる。あす夕方まで雨は続く見通しで、土砂災害や低い地域での浸水などに警戒が必要。

西日本は“別の低気圧”で大雨

北上を続ける台風5号は現在東北北部に最接近していて、十分な注意が必要。東海地方や神奈川県などで別の低気圧によって非常に激しい雨をもたらす可能性があり、今後も広い範囲で厳重な警戒が必要。きょうは関東では台風5号、西日本では低気圧による大雨が降り続いた。

関東は始発からフェリー欠航

午前9時半の千葉市では、雨音が台風の接近を感じさせる音になっていた。千葉と神奈川を結ぶ東京湾フェリーは台風の接近に伴い強風と高波が予想されるため、始発便から運航を見合わせた。千葉県銚子市の漁港では、雨や風がない段階で漁師が船の養生を終えていた。現在自動車並の速度で北上を続けている台風5号は、中心気圧985hPa、最大風速25mで三陸沖を進んでいる。午後2時半ごろの和歌山県白浜町では、台風とは別物の雨が降っていた。30分後には雷鳴がとどろき強い雨が打ちつけ、嵐のような状況に。西日本を中心に大雨を降らせているのは、やっかいな低気圧の存在。大分県別府市では、激しい雨で道路の冠水が始まっていた。高知県越知町周辺の24時間雨量は200mmを超え、平年7月1か月に降る雨の半分の量になる。町内では土砂崩れも発生し、14世帯29人が孤立状態だという。気象庁は線状降水帯発生予測を三重、岐阜、愛知、静岡に発表している。線状降水帯が発生すると、大雨災害の危険度が急激に高まることがある。港町の三重県鳥羽市では、豊漁や航海の安全を祈念した「相差天王くじら祭」が開かれていた。その最中に警戒レベル3、高齢者等避難が発令され花火大会は中止となり、祭りは大幅に予定を早めて終了となった。静岡県浜松市では、ミツバを栽培する農家が線状降水帯への対策を始めていた。この農家は3年前に大雨の影響で近くを流れる用水路が氾濫し、農業用ハウスや作業場が浸水した。その経験からコンプレッサーや制御盤などをかさ上げして設置しているが、心配は尽きない。午後7時半すぎの静岡駅前では、雨が滝のように降っていた。あす台風は関東から遠ざかるものの雨はきょうより強まり大雨になるところも予想されているため、引き続き注意が必要。

“線状降水帯”の恐れ 静岡の現状は

線状降水帯の予測が出ている静岡県浜松市から中継。午後9時過ぎ、気象庁は静岡県中部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられる目撃情報を発表した。住民の警戒感は高まっており、土のうを設置し浸水対策を行うなどの対応に追われる姿が多く見られた。この地域では3年ほど前から毎年のように雨による浸水被害に遭っており、対策を取っても被害が出てしまう状況だという。線状降水帯の発生予測が出ているが、ギリギリまでどこで雨が強く降るかはわからない。

東海 朝にかけ大雨 厳重警戒を

静岡県に今は活発な雨雲がかかっていないが、東海から近畿にかけて西に活発な雨雲が控えており警戒が必要。岐阜県では雷雨になっているところがあり、関東にも雨雲がかかりはじめている。現在大雨警報が山梨県に、暴風警報が宮城県と岩手県に発表されている。東北地方は今夜からあすの昼前にかけて線状降水帯が発生するおそれがある。この後は特に岐阜や愛知、静岡県などに活発な雨雲がかかり続ける予想。その後昼ごろにかけては、関東でも激しい雷雨になるところがありそう。今は関東に線状降水帯の予測情報は出ていないが、可能性はゼロではない。さらにあすは台風5号が北海道に上陸する予想で、風や雨のピークはあすの朝にかけてとなりそう。道東を中心に大雨や暴風になるおそれがあるので、警戒が必要。今回の雨は長く続きそうで、特に静岡県では木曜日にかけて200mm前後が毎日降り続き、土砂災害の危険性が高まるおそれがある。天気図でみると、低気圧に向かって流れ込む南風と高気圧からの風が合流し流れ込む先が東海地方周辺になっている。あす、あさってにかけて低気圧と高気圧の位置がほとんど変わらず、同じ場所で大雨が続くおそれがある。東京は水曜日にかけて、名古屋は木曜日にかけて大雨が続くおそれがある。新潟は連日35℃の猛暑日となる予想で、雨への警戒に加え暑さ対策も引き続き必要。

速報 静岡で竜巻か 車横転

気象庁が、静岡県中部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられる目撃情報を発表した。静岡地方気象台によると、静岡市駿河区泉町で駐車場の車が横転したり、突風で複数の車が移動するなど竜巻とみられる突風の被害が発生しているという。静岡県中部では大気の状態が非常に不安定で、竜巻などの激しい突風が発生するおそれが非常に高まっている。

高速で正面衝突 バス炎上 2人死亡

徳島県阿波市の徳島自動車道で、松山発神戸行きの高速バスと対向車線を走行していたトラックが正面衝突した。バスは炎上し、火の勢いが落ち着いたのは発生から約2時間後。消防による捜索が続いていたバスは窓ガラスがすべて割れ、車内は黒く焼け焦げていた。バスには運転手を含む13人が乗っており、乗客1人が死亡し5人が重傷を負った。また7人がけがをしているという。一方トラックの運転手は運転席に閉じ込められ、その後死亡が確認された。事故現場は土成ICと脇町ICの間で、片側1車線で見通しの良いゆるやかなカーブが続く場所。警察によると、どちらかの車両が車線をはみ出した可能性があるという。バスの運転手は、運行会社の調査に対し「相手方のトラックがセンターラインをはみ出してバスに向かってきた」と話しているという。警察は事故の詳しい原因を調べている。

確かめて、選ぶ。
「外国人問題」Xに投稿急増

参院選の公示以降急増してきた話題が外国人問題。ルールを厳格化することで外国人を受け入れる姿勢の与党。立憲民主党も受け入れは必要との立場。一方で、規制を強化すべきと主張する党もある。参政党・上田宗幣代表は「私がやりたいことは戦後80年をもう1回検証し日本を作り直したい」などとコメント。ひときわ強く訴えるのは日本保守党で百田尚樹代表は「欧州のようになったらどんな政策を打ってもかつての日本を取り戻すことはできない」などとコメント。低い賃金で雇うのは失礼として技能実習制度に反対する党も。れいわ新選組・山本太郎代表は「外国の人たちをわざわざ国内に連れてきてにほんこくないに住まわせようとする政策は失礼」などとコメント。国民民主党・玉木雄一郎代表は「古い時代にできた古い税制をやめもっと働ける人が働けるようにする」などとコメント。不動産を巡り日本維新の会・吉村洋文代表は「日本は中国の土地を買えないがなぜ中国の人たちは土地を買えるのか」などとコメント。外国人政策を巡り規制を強化するべき、こうした主張に警戒感を示す党も出てきている。共産党・田村智子委員長は「政治の責任」、社民党・福島みずほ党首は「外国人への排外主義が強くなっていることに危惧を感じる」などとコメント。政府は明日各省庁が取り組む外国人政策を統括する司令塔を発足し対策を強化する方針。千葉県にある松山鋼材では全従業員のうち半数近くがインドネシアなどから来た外国人労働者。シャリフディンさんは技能実習生として学んだあと再度来日し、社長を慕って会社に入社。松山鋼材・向後賢司社長は「日本人も来れば採用している」などとコメント。

(番組宣伝)
選挙STATION 2025

「選挙STATION 2025」の番組宣伝。

(ニュース)
“全量調査”で高い関心

ANNが行ったXの全量調査で投稿された政策ではこの外国人問題が多数を占めた。共に投稿された主なワードは労働者、生活保護、不法滞在、ルール、日本語。現象のようになってきている理由について政治と社会意識ナショナリズムなどに詳しい早稲田大学文学学術院・田辺俊介教授は「Xはアテンションエコノミーの要素が強いから」だとしている。また「自分たちの生活が不安に陥っている中で自分たち以外の人、外国人を自分たちのものを奪っていると標的にしやすい状況があるのではないか」と指摘。

対ロシア政策の“大転換”か

バイデン政権がウクライナに供与した防空システム、パトリオットの追加供与を明言。トランプ大統領は「ウクライナに多様で非常に高度な軍備を送る」などとコメント。ウクライナが求めてきた防衛装備に初めてトランプ政権がゴーサインを出した。まもなくアメリカ・トランプ大統領はロシアに関する重大声明を発表。

ウクライナへ 攻撃兵器供与か

まもなくトランプ大統領が行う重大声明にはロシア本土への攻撃が可能な兵器が含まれる見込みだというもの。事実であればロシアを巡るトランプ政権の姿勢が大転換することを意味する。ウクライナとロシア双方が顔を突き合わせて即時停戦を協議したのが2か月前。ロシアの姿勢は停戦に応じないどころか攻撃を激化させるというもの。アメリカはロシアの命綱ともいえる部分にも狙いを定め始めた。ロシアから石油や天然ガスなどを買っている国々に対し500%の関税をかけるというもの。共和党・グラム上院議員は「上院85人の支持を取りつけロシア経済に制裁を加える」などとコメント。

上皇さま入院 心臓の持病で

宮内庁によると心臓の持病で治療を続けている上皇さまが入院された。91歳の上皇さまは3年前に右心不全、今年5月に無症候性心筋虚血と診断されている。宮内庁によると今回、心臓の負担を和らげる新たな薬を服用されることになった。この薬は不整脈などが出ることもあり心電図を確認しながら適正な量を投与するために入院されたとしている。

(スポーツニュース)
安青錦“夢の結び”新横綱に挑む

夢だった結びの一番に初めて臨むのはウクライナ出身の安青錦。挑むのは新横綱・大の里。押し出しで大の里の勝ち。明日も結びの一番、横綱・豊昇龍と戦う。

首位チームを引っ張る達孝太(21)

西武1-2日本ハム。達孝太は今シーズン2度目の完投勝利で6勝目。

ヤンキース “強力MVP打線”

初めてヤンキース戦に先発したカブス・今永昇太は7回1失点で6勝目。ヤンキース1-4カブス。

山本由伸 悪夢を払拭する好投

ジャイアンツ2-5ドジャース。山本由伸は7回7奪三振無失点。大谷はヒット1本。前半戦を終え本塁打など打撃6部門でリーグトップ。試合後ドジャースの選手5人(大谷、山本、カーショー、フリーマン、スミス)があさってオールスターが開催されるアトランタへ飛び立った。

欧州王者を撃破 3つの対策

FIFAクラブワールドカップ2025決勝。チェルシー3-0パリサンジェルマン。ヨーロッパ王者を攻略したチェルシーがクラブ世界一に。パーマーが大会MVP。今大会で獲得した賞金は約167億円。

遠藤航(32)守備の極意とは

プレミアリーグ2024-25シーズン。リバプール優勝(クラブ20回目)に貢献した日本代表・遠藤航。途中出場から試合を勝利で締めるクローザーとしてチームの信頼を勝ち取った。実際にあったプレーを再現し分析。検証するのは2月24日プレミアリーグ第26節・マンチェスターシティ戦。遠藤は2-0とリードする場面で途中出場。ドク、コバチッチに対応する場面を検証。遠藤は仲間の分まで守備をして自分が空けたスペースは自分で埋める。

1 - 2

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.