今、タイではサツマイモフィーバーが起きている。バンコクのスーパーではサツマイモが売られていた。タイの焼き芋ブームのキッカケはドン・キホーテで、5年前に初めて日本の焼き芋を販売した。タイでは専門店も登場し、YAKIIMOYAの焼き芋アイスラテ等が人気だ。
日本の焼き芋の甘さの謎を解明する為に宮崎市のSAZANKAを訪ねた。如何に熟成させるかが重要なのだという。保管庫では厳しく温度と湿度が管理され、デンプンを糖に変化させる事で甘味をアップさせているのだという。最終的な熟成方法は企業秘密だという。The Japanese Highball Bar 1923 Krung Thepでは焼き芋の天ぷらを販売している。タイの若い世代に人気だ。焼き芋のチーズ焼きはタイの女性に人気だという。リピーターが続出している。焼き芋ブームの裏には仕掛け人の姿があった。DAISHIN FOOD EXPERTの大森響さんはタイのコンサルティング会社に就職し、60店舗で焼き芋を使ったメニューを開発してきた。この日、新商品の試食会が行われた。試食の結果、バーベキュー味とチーズ味のメニュー化が決まった。一方、タイ人の仕掛け人も現れた。Rabbitsのシェフ・オンさんだ。焼き芋のグリーンカレーは店の名物料理だという。The Rabbit’s Grove Cafe＆Restaurantではオーナーが日本のサツマイモに着目した。